肝機能低下時に現れるサインチェック!
体重が増加する原因の代表的なものが過食と運動不足ですが、肝臓の病気もひとつの原因です。肝臓の働きが悪くなると、脂肪の代謝や血液の流れが鈍くなります。さらに、脂質の消化や吸収を進する消化酵素「
リパーゼ」の働きも鈍くなるため、
脂肪が貯蓄されて太りやすくなると考えられます。また、
慢性肝炎が悪化して肝硬変を起こした場合、腹水が貯まる・
むくみなどの症状によってお腹がぽっこりしたようになるケースも
あります。
【参照】Medicalook→肝臓が悪いと太るって本当?
ぽっこりお腹は危険サインかも。
肝臓が悪いときの自覚症状チェックと肝機能回復法
病気が疑われる場合、病院に行く目安は以下の通りです。特に、黄疸・腹水・体のむくみ・息切れ等の症状が出現している場合は、肝機能が低下し重症化している恐れがあります。
口体重が1週間で2kg以上増加している
口風邪のような症状が改善しない
口腹部の違和感、下腹部が膨らむ
口食欲低下
口休んでも疲れが取れない
口体のむくみ
口息切れが続いている
肝職の機能を高めて病気を予防するためには、タンパク質・ビタミン・ミネラルを積極的に摂り、腹八分目を心がける、1日30分くらい有酸素運動をする、アルコール摂取を控える、8時間以上の睡眠を確保するなどの生活改善が必要です。
肝機能の検査項目
肝機能を調べるための代表的な検査項目が、肝細胞中にある酵素AST(GOT)、ALT (GPT)です。肝職に何らかのダメージが加わって細胞が破壊されると、血液中にこのASTとALTが大量に放出されるため、血中濃度が上昇します。数値が高いほど広範囲に障害があったり、障害がより重度であったりします。軽度のうちは無症状ですが、進行すると吐き気、下痢、食欲不振、黄疸など様々な症状があらわれます。さらに長期にわたって肝臓がダメージをうけると、再生しきれなくなった肝細胞が線維に置き換わって肝硬変になり、非常に危険な状態になります。
ササヘルス(クマ笹抽出液)による肝細胞膜保護作用
クマ笹抽出液には肝細胞を保護する作用があり、肝細胞からのGOT(AST)とGPT(ALT)の流出を抑制することが、昭和大学医学部におけるラットの肝職を用いた実験で明らかになっています。また、岩手大学共同獣医学科においては、猫へのクマ笹抽出液投与実験が行われました。同様にクマ笹抽出液の投与によって基準範囲まで減少を示したとのことです。
