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夏の養生は美味しい雑穀で・・・中国的生活188

薬食同源の考え方が根付いた中国では、日々食べるものは健康管理の基本です。どんな時に何を食べたらいいのか、そんな食の知恵が生活の中で自然と受け継がれています。季節に応じた食の養生もその一つ。今回は暑さを乗り切る夏の定番おすすめ食材をご紹介するので、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
夏のおすすめは「寒性・涼性」の食材です。食べることで体内の過剰な熱を冷ましてくれるので、暑さによるダメージを和らげてくれます。キュウリやトマト、ナスなどの夏野菜がよく知られていますが、寒涼性の食材は雑穀にもいくつかあります。よく食べられるのは「緑豆」、「はと麦」、「小米(粟)」などで、癖がないのでスープやお粥、デザートなど様々なアレンジが楽しめます。食材はそれぞれ次のような効能が期待できるので参考にしてください。
はと麦(甘味・淡味・微寒性):胃腸を健やかにし、肺の働きを補う。熱を取り除き、余分な水分を排出する:イボ、湿疹、炎症、むくみ、下痢、関節痛などに。
緑豆(甘味、寒性):熱を取り除き、解毒する。暑さを解消する。ニキビなどの化膿、熱中症、食中毒などに。
小米(粟)(甘味、涼性):腎気を養う。胃と脾の熱を取り除き、益気する。胃腸虚弱、食欲不振、嘔気、微熱などに。渇きを抑える。口や喉の渇きなどに。

一番ポピュラーなのは、体の熱さましになる緑豆で、中国では街に出る緑豆スープの屋台が夏の風物詩に。一方、ハトムギは肌を健やかに保つ漢方薬(薏苡仁)としてよく知られ、粟は胃腸に優しくバテ気味な時でも食べやすいことが特徴です。

そんな三つの雑穀を使ったおすすめは、緑豆、はと麦、粟を煮込んだほんのり甘いおしるこ風デザート。こまめに作れば美味しく夏の体調や肌ケアができるので、今年の夏はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ひんやり・はと麦デザート
夏の疲れ肌ケアにお勧めです。
はと麦・緑豆(各100g)、粟・小豆(各50g)、白きくらげ(4から5gをあらかじめ水で戻したもの)を多めの水(2L程度)に入れ、沸騰したら弱火で30分ほど煮込む。氷砂糖で好みの甘さにすれば出来上がり。(お好みで蓮の実や、クコの実を添えて)

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