汗のかき過ぎに…

汗のかき過ぎ…津液と気の不足タイプ
夏の暑さで汗をかき過ぎると、体内の「津液（水分）」や「気（エネルギー）」を過剰に消耗してしまいます。その結果、体内の潤い不足でドロドロ血になり、血を押し流すエネルギーも不足して、血行不良を起こしやすくなります。
気は体の活動のエネルギーでもあるため、不足すると臓器の働きも低下しがちに…
胃腸不足などからくる夏バテもしやすくなります。
気になる症状があれば積極的に対処することが重要です。
養生の基本は、不足しがちな津液と気を十分養うこと。こまめな水分補給を基本に、潤いの多い食材選び、栄養バランスの良い食事などを意識してドロドロ血の改善を目指しましょう。
気になる症状
・多量の発汗、口やのどの渇き、皮膚の乾燥、息切れ、どうき、疲労感、食欲不振、頭がぼーっとする、尿が少ない、便秘気味、舌苔の乾燥など
食の養生
気を補う甘味、汗を抑える酸味の食材を…
山芋、大豆製品、にんじん、ごま、うなぎ、豚肉、鶏肉、卵、枸杞の実、レモン、梅干し、トマトなどがおすすめです。