お知らせコラム

今の季節がヘモグロビンA1c値が下がりやすい…

秋から冬にかけてHbA1cが上がりやすい!
糖尿病データマネジメント研究会では、糖尿病患 33,241人(男性:20,302 女性:12,939人)のデータを3年間分析した研究結果があります。
それによりますと、夏から秋にかかる9月の平均数値は7.0%であるのに対して冬の終わりころの3月の平均数値は7.2%となり9月と3月のHbA1cでは、0.2ポイント・パーセントの高低差があることが分かりました。
・HbA1cの数値は今が1番低く安定しているかも?
HbA1cの数値は、数ヶ月前の平均血糖値を反映するものですので、真夏の暑い7・8月頃は食欲不振になりがちになり血糖値も安定しやすいため、結果9月のHbA1cの数値が抑えられる傾向にあると考えられます。
それに対して、年末やお正月などの行事も重なる冬の期間12月から2月にはどうしても会食や飲食が増えてしまったり、寒さが厳しく運動不足になることで血糖値が上がりやすく3月頃のHbA1cの数値が上がる傾向にあると考えられます。
つまり、9月、10月を過ぎ、冬の期間を超えて3月になると、HbA1cが高くなる傾向にありますので、これからの季節は、より日々の血糖のコントロールを意識することが大切だということです。
逆にいえば、9月から10月のこの季節が1年を通してあなたのHbA1cの数値も1番低くなっている可能性があります。
・現在のあなたのHbA1cの数値はいくつですか?
HbA1cが下がりやすいこの時期は、今の低い数値を維持したり、糖尿病の改善に取り組む絶好の機会にもなりますのでぜひ、ヘモグロビンA1cの数値を測定して現在値を把握しておくことが重要です。(ビューティーアンドリサーチ社より参照)

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