五行草(ごぎょうそう)
名前の由来:葉は青く、茎は赤く、花は黄色、根は白く、種は黒いため、陰陽五行の色がすべてそろっていることから「五行草」と名付けられました。和名はスベリヒユ、生薬名は馬歯莧(ばしけん)、中国では「長寿菜」という別名があります。
スベリヒユは乾燥耐性があり、畑、路傍、空き地など日当たりの良い場所で自然に生えます。そのほか潮風にも強く、海辺にも良く生えています。草取りをした後、炎天下に放置しても、また根付いてしまうほどの強い生命力があります。
薬草として非常に広範囲な薬効が見られ、その強力な解毒や消炎作用は「天然の抗生物質」と言われるほどです。
中国では、解熱、咳止め、止血、鎮痛、整腸、湿疹、虫刺され、皮膚炎、抗菌などに使われています。
また野菜としても食されているとのことです。
パンフレット参照