コラム

うがい・手洗い・健康対策に板藍根!

日本では緑茶が注目され、うがいに用いられるなどされていますが、中国の家庭では昔から板藍根(ばんらんこん)というハーブの煎じ薬でうがいするのが一般的です。
中国では大変ポピュラーな板藍根は、手ごろで飲みやすい健康茶として、オールシーズン愛用されています。特に冬場は、まとめて買いされ、家族みんなのうがいにも大活躍です!
・周りでマスクが流行っているときに…
・人が多いバスや電車の中で…
・仕事が休めない方に…
・体調を崩しやすい方に…
板藍根はアブラナ科の植物で、その薬に含まれる色素は染め物の原料として衣料の世界で使用されています。その板藍根が、今度はウイルス疾患、免疫疾患などの病気の治療薬として、医療の世界でも活躍しています。抗生物質の発明により、我々は最近の感染から体を守ることができるようになりました。しかし、細菌より小さなウイルスは常に自分の形を変えていきますので、適切なワクチンを作ることが難しく治療することが困難です。ところが、板藍根などの清熱解毒作用のある漢方薬はウイルスが形を変えても、相手を失うことなく攻撃し、炎症を抑えてくれるので、理想的な抗ウイルス薬として注目されています。中国では板藍根は非常に評価されています。

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