三七人参の名前の由来…
収穫できる年数が3年から7年かかることからと言われています。
また、3つの葉柄に7つの葉がつくことからという説もあります。
三七人参は古来より薬用としての効き目が素晴らしく、
貴重品であることから「金にも代えられないもの」
と言う意味から「金不換」とも呼ばれています。
古来より不老長寿の秘薬として贈答品としての価値が高かったようです。
三七人参の品質表示には、20頭根や30頭根などの大きさで表示されることがあります。
小さい頭数ほど大きく、大きければ大きいほど主成分であるサポニンの量が豊富に含んでいます。
有名な「止血活血」の効果
16世紀末の薬物書「本草綱目」には三七人参の働きとして「止血、止痛作用と共に、血液循環障害を改善する」と記載されています。また「止血を止め、漆のように粘って傷口をしっかりと癒合する」と意味から「三漆」とも記載されています。
血液循環を良くしながら、一方で出血を止めるという何とも不可思議な作用が三七人参にはあるとのことです。