お知らせコラム

熱中症と糖尿病

日本では史上最速の梅雨明けと言われており、6月に40℃を超える地域もありました。
これから7月中旬以降もより暑さの厳しい夏が予想されています。
くれぐれも熱中症には注意が必要です。
なぜ熱中症は怖いのでしょうか…
私たち人間のカラダは通常、気温が上がると体温も上がります。
末梢血管を拡張して、皮膚の表面から熱を逃がしたり、汗をかき、
その汗が蒸発する際の気化熱によって体温を下げます。
高温な場所に長時間いると、体温調整のバランスが崩れ、体内に熱がこもり体温が急激に上昇してしまいます。
・汗が止まらない
・筋肉痛
・めまい
・吐き気
・頭痛
・倦怠感
・痙攣
・意識障害
・体温上昇など…
さまざまな熱中症の症状を引き起こしてしまいます。
重度の熱中症で手当が遅れると命に関わるケースがあります。年々温暖化がすすむ2010年以降では、1000人以上亡くなられている年が増えてきています。また、重度の熱中症になってしまうと回復後も脳へのダメージによって脳障害や麻痺、歩行障害などの辛い後遺症が残ってしまうことがあります。
とても注意が必要です。
糖尿病の方は熱中症のリスクがより高くなってしまいます。
糖尿病になると尿の回数が増える傾向にあります。これは血液中の余分なブドウ糖を尿といっしょに排出しようとするためです。尿の回数や量が増えることにより脱水症状を起こしやすい状態になります。また血管や神経の障害によって汗腺の働きも悪いため、気温が高くても効率よく身体を冷やすことができません。
そのため、どうしても熱中症のリスクが高くなってしまいます。
糖尿病の方はより注意が必要です。
今年の夏は非常に厳しい暑さが予測されますので、しっかりと対策が重要。

糖尿病の方が熱中症にならないための予防策とは…
熱中症の基本的な予防策は、こまめな水分補給とできる限り適温の環境に身を置くこと。
運動などをして汗をかいた後はもちろんですが、
「のどが渇いた」と自覚しなくても就寝前や起床後、
入浴前や入浴後など意識的に水分を補給しましょう。
(大量に汗をかいた際は、適度な塩分などの電解質も必要です)
また、熱中症は炎天下の野外だけではなく、屋内でも多く発生しています。
部屋にいるときも、できる限りエアコンや扇風機などを使いながら適温の環境に身を置くことを心がけることが重要。
ただし、一日中エアコンでキンキンに冷えた室内でまったく動かないというのも良くありません。
汗をかくことも体温調整には大切なことでもありますので、適度なウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で運動することも血糖コントロールのために大切です。
また、睡眠不足や疲労がたまったり暑さによって食欲がなくなるとどうしても栄養バランスが偏り熱中症を引き起こしやすくなります。十分な睡眠時間を確保して、疲労回復効果の高い栄養をしっかりと摂るようにしましょう。

・漢方では「気陰両虚」状態…
体のエネルギーである「気」が不足し、さらに体を潤す体液である「津液」が同時に失われている状態です。夏の炎天下での活動によって多量の汗をかくことは「津液」と同時に「気」を消耗してしまうために乾きや疲労感を感じやすく「気陰両虚」に陥りやすくなります。また、勉強や仕事などによっても「気」や「津液」が消耗されるため、「気陰両虚」が引き起こされます。
・麦味参顆粒は「気陰両虚」の漢方薬です。
暑い時期に、体にこもりがちな熱を上手に冷ましながら、汗で失われる「潤い」と「気(エネルギー)」を補給します。暑い時期に多い、元気がない、疲れやすい、食欲不振などにも効果があります。

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