お知らせコラム

身近な植物で、薬草風呂をはじめよう!

日本人はお風呂好きが多いです。世界的にも湯に浸かる習慣は珍しく、1年を通じて寒暖差が激しく、水が豊富な日本だからこその文化といえます。奈良・平安時代は蒸し風呂が主流で、浴槽に浸かる習慣は江戸時代の先頭から市民に広まり、昭和になると各家庭に内風呂が普及しました。銭湯で行われていた薬湯は家庭にも取り入られ、冷え症にはヨモギ風呂、肌荒れにはドクダミ風呂など、季節や症状ごとに薬草を用いて体調を整えていたようです。
天然由来で副作用も比較的少なく、作用も穏やかな薬湯療法は、今も根強い人気です。2022年は、昨年の「変わり湯」に引き続き、薬草風呂を紹介します。先人の知恵を用いて、心と体を整えましょう。
薬草風呂に入浴する際には、薬草の種類を十分に確認し、皮膚疾患がある方などは生姜など刺激の強いものは避けることをお勧めします。温度は38から40度と少しぬるめのお湯が最適です。妊娠中の方は先生にご相談の上ご利用することが重要です。

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