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感冒、肩こり、頭痛に・・・葛根湯

葛根湯は日本では非常に有名な漢方薬です。感冒、肩こり、頭痛、筋肉痛などに用いられています。名前はよく知られている葛根湯ですが、その歴史を知る方は多くありません。
その歴史は古く、約1800年前・後漢時代の医学書『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』まで遡(さかのぼ)ります。
「傷寒」とは急性熱性疾患の一種のことで、序文には著者の張仲景(ちょうちゅうけい)の一族の多くがこの「傷寒」によって亡くなった旨が書かれています。
その中で葛根湯は「傷寒」で項背のこわばり、悪寒、頭痛、無汗の症状がある方に用いる薬として紹介されています。江戸時代には葛根湯は広く知られる薬となり「葛根湯医者」という落語まで作られました。
和田啓十郎も葛根湯をよく用いていたのか、著書「医界之鉄椎」の中でその活用について度々論じています。

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