夏にみられる手足口病。
原因はウイルスです。
夏の感染症のひとつで主に乳幼児が感染します。
手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれが生じお尻や陰部にも生じる場合があります。
手足にできる水ぶくれは米粒から小豆ほどの大きさで、子供の場合かゆがったり、痛がったりすることはあまりないとされています。大人が感染すると痛みとかゆみが強く出ることが多くあるとのことです。
手足口病の原因となるのは主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどこうしたウイルスには100種類以上の型があるとされています。
手足口病に感染した場合
口の中に水ぶくれができることもあり飲食がつらく、栄養・水分不足になりがちなので注意するとのことです。酸味の強いもの、味の濃いものは避け、それほど嚙まなくても食べられるような薄味の食事、消化の良いおかゆなどがむいているとのことです。
通常は1週間ほどで発疹が治まり、熱も下がって自然に治癒します。ワクチンや治療薬は基本的にはないのですが、症状が重いときは痛み止め、かゆみ止めの薬を使用する場合があります。
症状は免疫力に左右されるため、疲労による免疫の低下、暑さによる疲労蓄積などは注意が必要ですね。