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難聴と認知症・・・コタロー通信

近年、難聴(聴力低下)は認知症リスクと関連することが複数の研究で示されています。中でも、もともと心血管系リスク要因(高血圧・糖尿病・喫煙・血管疾患歴etc.)や認知低下リスクを有している高齢者においては、聴力介入(補聴器装用、聴力リハビリテーション、コミュニケーション指導 etc.)が、認知機能低下の抑制に重要であることが報告されています。
<難聴と認知症の関連について考えられるメカニズム>
・認知的負荷増大:音の理解に脳のリソースを多く消費し、記憶や思考を圧迫
・社会的孤立:聴力低下により会話・社会活動が減少すると、認知刺激が低下
・脳萎縮:聴覚刺激が減ることで、聴覚野を含む脳部位が萎縮し、認知機能が低下
・共通因子:加齢や血管変化などが聴覚系にも脳にも影響を及ぼす可能性
「認知機能低下および認知症のリスク低減 WHO ガイドライン」は、「難聴の管理」を関連する項目の一つとして取り上げています。地域における啓発活動の推進を含め、聴力低下を早期に発見し、適切に管理することは認知機能低下への早期介入の観点から重要と考えられています。
参考:Risk Reduction of Cognitive Decline and Dementia:
WHO Guidelines,2019 The Lancet,2023:ACHIEVE trial ほか
コタロー漢方の匙俱楽部の「滋腎通耳湯(じじんつうじとう)」は、『万病回春』を出典とし、「体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り、聴力低下、めまい」を効能・効果にもつ漢方薬です。加齢に伴い現れやすい血虚や腎虚による耳鳴り・難聴を基本に、ストレス性の耳の不調にも広くご活用いただいております。

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