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会話もはずむ、丸いテーブル(円卓)・・・中国的生活187

丸いダイニングテーブル(円卓)といえば、思い浮かぶのは中華料理店ではないでしょうか。くるっと回るターンテーブルに大皿料理が乗って、それぞれ好きなものを取り分けて…。そんなレストランの光景が日本ではお馴染みです。
一方、中国では家庭でも円卓を置くことが珍しくありません。一昔前、特に家族の数人が多かった時代には、8人掛けの大きな円卓をリビングに置く家族も多かったそうです。素材には紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、紅木といった高級木材が使われ、重厚感がありつくりも立派。繊細な彫刻が施されていたり、優美な猫脚がついていたりと、その豪華さからインテリアの主役となるものも多くありました。
美しさはもちろんのこと、まあるく並んでみんなの顔を見ながら食事ができるのも円卓の良いところ。自然と会話もはずんで、場も明るく和みます。実用性にも優れていて、一人二人増えるくらいなら、ちょっと詰めれば大丈夫。たくさんの人が集まるときには、テーブルの真ん中を伸ばしてサイズを大きくできるタイプもあります。ご近所さんや友達がフラット遊びに来ても気軽に食卓に加われる、円卓にはそんな包容力もあるのです。また、テーブルには引き出し付きのものもあり、麻雀牌をしまう家も多いのだとか。食後に一杯飲みながら麻雀を打つ…。想像すると楽しそうな団らんのひとときですね。
ちなみに、レストランで使われるターンテーブル付きの円卓は、意外なことに日本人の発案なのだとか。とても便利ということで中国でも広まり、今では多くのお店で使われています。みんなでワイワイ囲むイメージもありますが、円卓ならではの作法もあるので頭の片隅に。
「上座は入り口から一番遠い席」
「料理を最初に取るのは主賓」
その後は主賓から時計回りにターンテーブルを回していく(最初の取り分け以降は近い方向に回してOK)が基本なので、ちょっと改まった席では参考にしてみてください。

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