虫歯予防はお口の健康の基本。それに加え、大人になったら「歯茎」のケアにも気を配り、歯周病を予防することが大切です。歯周病は成人の約半数にみられる症状とされていて、歯の維持に影響することはもちろん、心臓病や糖尿病,肺炎といった全身の病気につながることも。また、近年注目されている「腸内環境」にも影響するため、免疫力の低下や身体の様々な不調を招くことがあります。
中医学では、歯茎の状態にも臓器の働きが影響していると考えます。歯茎と深く関わっているのは、主に「脾胃(胃腸)」の働き。飲み過ぎ食べ過ぎなどで脾胃に熱がこもったり、脾胃の機能が弱くなって体内の「気(エネルギー)」「血」「水(津液)」が足りなくなったりすることで、歯茎の炎症や出血、乾燥などの症状が起こります。そのため、歯みがきなどの習慣はもちろん、食生活を整えて「元気な胃腸」を保つこともオーラルケアにもつながるのです。
今回は、歯茎の症状別に食養生のポイントをご紹介します。ずっと自分の歯で過ごすためにも、「身体の中からオーラルケア」を意識して健康な歯茎を保ちましょう。
歯茎の症状別・食養生
歯茎の状態は、体内の不調の表れでもあります。気になる症状があれば積極的にケアをして、カラダも歯茎も健やかに整えましょう。
歯茎の乾燥
「水(津液)」の不足が主な要因。
大根、梨、蜂蜜、オリーブオイルなどの食材を。
歯茎の萎縮
体の根本的な潤い不足が主な要因。
ゆり根、豆乳、黒ゴマ、クコの実、あさりなどの食材を。
歯茎が白っぽい
体内の「血」不足が主な要因。
ほうれん草、レバー、カツオ、卵、棗、竜眼肉などの食材を
歯茎の出血
体内の過剰な熱が主な要因。
キュウリ、セロリ、レンコン、緑茶、菊花茶、桑の葉茶など。
歯茎の腫れ・ただれ
賀状な熱や水分(湿)が主な要因。
苦瓜、ゴボウ、アロエ、ドクダミ茶、タンポポ茶などを。

