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いつもの香辛料で手軽に健康管理・・・中国的生活154

豊かな香りで食欲を刺激する香辛料。中華料理のアクセントにも欠かせない存在で、中国の人々は日々の料理に香辛料を手軽に取り入れています。
その種類はとても豊富で、美味しいことにはもちろん、体にうれしい効果があるものもたくさん。こうした中から、前回は家庭に常備されることの多い身近な中華香辛料についてお話ししました。今回は漢方にも使われている香辛料をピックアップして、その中医学的効能をご紹介します。
シナモンやナツメグなど西洋名では聞き覚えのあるものも多いはず。お菓子や紅茶、肉料理の香り付けなど普段の料理に何げなく使っている人も多いと思うので、この機会に効能にもぜひ目を向けてみて。体調に合わせて上手に使えば、いつもの香辛料が手軽な健康管理にもつながりますよ。

香辛料と主な効能
・梔子(クチナシ):苦味 微寒
熱を冷まし、尿の排泄は促す。発熱、のどの痛み、イライラ、尿量減少、出血症状(鼻治、歯茎の出血、血尿)、目の充血、おできなどに。
・黒胡麻:甘味 平性
体の潤いや血を補い、体を養う。腸を潤す。老化予防、白髪、脱毛、目や耳の機能減退、乾燥による便秘などに。
・麻子仁(麻の実):甘味 平性
腸を潤し便通を良くする。体を滋養する。便秘(虚弱体質、高齢者など虚証タイプ)、痔、虚弱体質、瘦せ、疲労倦怠感などに。
・桂皮(シナモン):辛味・甘味 温性
体を温め痛みを和らげる。寒邪を発散させる。冷え、下痢、胃痛、腹痛、腰痛、関節痛、生理痛、寒気がする風邪の初期などに。
・小豆寇(しょうずく)カルダモン:辛味 温性
気の巡りをよくする。胃腸を温め、冷えなどからくる不調を整える。おなかの張り、胃痛、下痢、消化不良などに。食欲・消化の促進に。
・肉豆寇(にくずく)ナツメグ:甘味 温性
胃腸を整える。冷えによる慢性の下痢、胃痛、食欲不振、消化不良、吐き気などに。肉料理に加えることで消化を助ける。

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