40~50 代男女で、更年期症状により仕事(収入や雇用)にマイナスの影響があった人が 100 万人を超え、更年期離職による経済損失は年間 6,300 億円に上るという試算が報告されたとのことです。
男性は約 10 人に 1 人、
女性では約 3 人に 1 人が更年期症状を経験しています。
実は約半数の人が「誰にも相談していない」状況とのことです。
男女とも「更年期」という言葉にはネガティブなイメージがあるようです。
「人には知られたくない」とする人も多くみられ、
専門家は、社会や周囲が適切にサポートすれば、
このような「更年期ロス」をなくすことができると強調しています。
働き盛り世代の身体的・精神的な負担を軽減するひとつの助けとして、
漢方薬の活用が期待されているとのことです。
【参考】(更年期と仕事に関する調査 2021)(コタロー通信449号)