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子供の弱視 早期治療がカギ

目の機能は、6から8歳ころまでに完成するといわれています。生後1か月頃にはほぼゼロだった視力は、脳で情報を処理する能力が上がるにつれて3歳頃までに急速に発達していき、4歳頃の目安では1.0になります。この「感受性期」に、何らかの要因で視力の成長が止まり、視力が目安を下回って眼鏡をかけてもよく見えない状態になるのが、弱視です。
片方の眼だけに弱視があるものを「不同視弱視」言い、脳が片方の目に映った情報だけを処理するようになるため、周囲は、子供の異常に気付かないケースも多いです。ただし、片方の視力の発達が阻害されると、空間を正しくとらえることが難しくなります。これを発見するには、3歳児検診などで検査する必要があります。(読売1/18)

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