お知らせコラム

熱中症を防ぐには腸から 夏こそ腸活を!(腸内環境と自律神経のバランスを整えて熱中症予防)

高温多湿な日本の夏は、毎年熱中症で搬送される方がたくさん出ます。令和4年5月から9月に、熱中症で救急搬送された人は7万人以上。このうち一番多かったのが、住居にいた人でした(令和4年10月28日総務省消防庁発表)。人間は、体温が上がりすぎてしまった場合は自律神経の働きで末梢神経をひろげ、皮膚に多くの血液を流れ込ませることで体外へと熱を放出します。ですが、自律神経の乱れなどにより体調を崩していると、体温調節がうまくできず体に熱がたまり、熱中症になるリスクが高まります。

熱中症につながる体調の崩れの原因
口自律神経の乱れ
口腸など内臓機能の低下
口睡眠不足・疲労の蓄積
口風邪などの病気

腸内環境が乱れていると「熱中症」になりやすい!?
体中の細胞にどれだけ質のいい血液を十分に流すことができるかは、私たちの健康にとても大切なこと。この血液をコントロールしているのが自律神経で、自律神経の働きを左右するのが、実は腸内環境なのです。夏は汗として体内の水分が出てしまうため、血液量も不足気味になり、腸まで届く血液量も減少します。すると、腸の動きが悪くなって、腸内に老廃物がたまり、悪玉菌が優勢な腸内環境になってしまいがち。
十分な水分補給と良好な腸内環境を保つよう心がけることで、消化吸収がよくなり、全身の細胞に酸素や栄養が送られ、自律神経や免疫システムの働きも順調になります。私たちは、寝ている間にコップ1杯分(約200ml)の汗をかくといわれています。この量には個人差がありますが、で体内の水分が失われた状態は、熱中症や脳梗塞になりやすいため注意が必要です。また、水を飲むと胃腸が動き出すので、睡眠により副交感神経が優位な体を、交感神経優位に切り替えることができ、自律神経のバランスが整いやすくなります。毎日の腸活習慣として、ぜひ、寝起きに水を1杯飲むようにしてみてください。(参照:夏も腸活!腸内環境が乱れていると「熱中症」になりやすいってホント!! 大人の腸活)

発酵食品で腸の力を引き出す
腸内環境を整えるのに効果的なのが発酵食品です。栄養素を摂っても、胃や腸の消化力、吸収力、排泄力が落ちていれば、十分に吸収することはできません。発酵食品には多くの乳酸菌が含まれており、腸内の善玉菌を元気にしてこの吸収を助けてくれるのです。特にみそ汁には、みそ、だしに使われるかつお節、野菜など、乳酸菌だけでなく、食物繊維や水分も摂れて、夏バテにも腸活にも一石三鳥。発酵食品を摂ることで腸の力を引き出し、夏に強い体をつくりましょう。なお、乳酸菌は腸の餌になってくれますが、定着しないので随時摂ることが必要です。毎食だとハードルが高いので、「1日1食」を意識しましょう。(参照:発酵食品で夏バテ防止!管理栄養士が教える「夏の腸活おすすめレシピ 12選!)

クマ笹抽出液には粘膜保護・修復作用、抗炎症作用などにより、胃を健康な状態に保つことができます。なお、免疫細胞が集まる腸は、免疫システムの重要ポイントでもあります。クマ笹抽出液は抗菌性試験により、悪玉菌である黄色ブドウ球菌や大腸菌の繁殖を抑制する作用があることが確認されており、腸の環境に良い影響を及ぼします。なお、乳酸菌などの善玉菌そのものと、オリゴ糖や食物繊維など善玉菌のエサになるものを一緒に摂る「シンバイオティクス」という考え方もあります。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、両方をバランスよく摂ることが大切です。
ササへルスには水溶性と不溶性の両方が含まれています。

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