お知らせコラム

産後のトラブル対策に婦人宝も・・・

出産には大量の出血を伴い、体力も消耗することから、産後は気血の不足が著しい状態です。産後は気血の補充が重要で、食養生や休養(睡眠)も欠かせません。しかし、近年問題視されている核家族化の影響で、身近なサポートが得られない母親は十分に気血の補充ができないまま育児に突入していることが推測されます。
今回は、気血の補充に役立つ婦人宝をご紹介いたします。
・十全大補湯(気血双補の代表処方)から桂皮と白朮を除き、阿膠を加えた構成。(※人参は党参)
・気血双補剤に分類される本方は、胃腸機能を高め、エネルギー
・栄養不足を改善する。当帰の配合割合が圧倒的に高く(7割)、補血活血の働きに優れている。また、阿膠も配合されることで止血効果も期待できる。

・産後の腹痛に、黒糖生姜湯を用いることもあるが、婦人宝にも黒糖が使用されている。また一般に「甘味は虚を補い、痛を緩和する」といわれており、シロップ剤はお薦めです。
・1 本(10 日分)から購入可能。
・産後の体重増加やカロリーを気にされる方にもお薦めしやすい。(1 日分で約 11kcal)
・Made in Japan の製品。

気血の不足で起こるトラブル症状
下腹部痛:隠痛(シクシクと痛む)を呈することが多く、さすってあげたりすると楽になる。悪露の量は少なく、色は淡い。
便秘:便が硬く出にくい。数日便通がない。
母乳不足:乳汁がでない、または量が少なく、乳房の張り痛みがない。
腰痛:持続的な鈍痛や下肢のだるさ(無力感)やめまいを伴う。
髪の悩み:貧血傾向で、髪にツヤがなくパサつく、抜け毛がひどい。
不眠:不安感が強く寝付けない、眠りが浅く熟睡感が得られない(疲労感が残る)。
めまい:顔色は青白く、倦怠感を伴い、動くと症状が悪化する。

産後には、芎帰調血飲第一加減を服用されていると思いますが、出産直後や気血の不足による症状が顕著にある場合には、婦人宝も検討いただけると幸いです。
(コタロー通信)

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