睡眠と腸活
自律神経のバランスは睡眠に良い働きをするホルモンの分泌に影響します。腸の健康は自律神経のバランス維持に役立ちます。よい睡眠を得るためにも腸活が大切です。
睡眠と関わるホルモン
メラトニン
脳内の松果体でつくられるホルモン。起床後、
日中にセロトニンの量を増やすことは、
コルチゾール
副腎でつくられるホルモン。朝は分泌量が最も多く、
睡眠で得られる健康効果
疲労回復
睡眠中は、脳と身体が休息し、自律神経やホルモンの調節など体内のメンテナンスが行われます。
成長ホルモンが増える
代謝を促したり筋肉の発達や皮膚細胞の再生を助ける成長ホルモンは、入眠後1時間くらいに分泌します。この時間帯に質の良い深い眠りを得ることが重要です。
うつを抑える
睡眠によって脳を休め、自律神経の働きを整えるとのことで、ストレスに対応したり回復する力を維持できます。また、逆に、不眠が1年以上続くと、うつ病になるリスクが40倍高まるという研究結果があります。
頭がはたらく
単語を覚えた直後に眠った場合とそのまま勉強を続けた場合では、睡眠をとったほうが覚えられるという研究結果があります。夢を見るので「脳は休息しない」と言われるレム睡眠も、感情や記憶を整理するのに役立つことが分かっています。
睡眠障害の原因は?
布団に入っても30分以上寝付けない・・・
ストレスや不安
仕事や人間関係のストレスや不安が多い時、
寝る直前まで飲み続けるのは止めよう
飲酒
寝酒が習慣になっている人もいるかもしれませんが、
良い睡眠を得るためには直したい
体内時計の乱れ
自律神経の乱れや老化現象により体内時計が狂うと、
ホルモンの影響
女性の場合、月経中はエストロゲンやプロゲステロンのホルモンが少なくなって
腸活で快眠
幸せホルモンのセロトニンは腸でも作られ、血液中のセロトニン濃度を高めるのに役立ちます。ストレスや不安で眠れないとき、もし便秘や下痢で悩んでいたら、まずは腸の状態を整えることから始めましょう