お知らせコラム

ササの葉ニュース 11月号 パート2

食べ過ぎ、寝すぎは「冬うつ」かも!?
1年の内、特定の時期にうつ病の症状が表れるものを「季節性うつ病」と言いますが、その中でも秋から冬にかけて表れることが多いものを「冬季うつ病」と言います。一般に、緯度が高い地域で多く発症する傾向があるとされており、日本では降雪などにより冬の天気が安定しない地域でも発症率が高くなる傾向があると考えられています。一般的なうつ病は「食欲不振」や「不眠」を感じる傾向がありますが、冬季うつ病は「過食」「過眠」「急な体重の増加」といった症状が表れやすいとされます。甘いものを無性に食べたくなったり、十分に睡眠をとっているのに昼間に睡魔が襲って来る場合は、注意が必要です。(参照:Yahoo!ニュース→これからの時期は要注意!「冬季うつ病」と対策について)
日照時間の減少が引き金に
冬季うつ病は、日照時間がくなることが引き金となって、幸せな気持ちを感じる「セロトニン」などの脳内の神経伝達物質が減ることが影響し、発症すると考えられています。そのため、病院では、脳内のセロトニン量を増やす薬、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などが処方されます。また、高照度光療法というものもあります。これは2,500~10,000ルクスの高照度の光を1日2回、朝と夕方に1~2時間ずつ照射するというものです。
自分でできる「冬季うつ病」対策
・できるだけ屋外に出て日光に当たる
一日一回は外の空に触れ、日光を浴びるようにしましょう。体内リズムやホルモンバランスを整える効果も期待できます。外に出られない日は、窓やカーテンを開けて部屋に空気を取り入れるだけでも、気分がスッキリとします。
・運動習慣を持つようにする
軽いウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を積極的に取り入れるようにしてみましょう。
・楽しい計画を立てる
クリスマスやお正月など、楽しみな計画を立てることで、ポジティブな気分に切り替えるようにしてみましょう。セロトニンの分泌量は体の調子や気分に強く関係しており、慢性的な疲労を訴える人は、脳の中で「セロトニン」が不足しているといわれています。栄養をきちんと取り、太陽の光の下で運動を行なうほか、疲労を回復してストレスに負けない身体作りをすることが、精神面を健全に保つことにもつながります。12月から年始にかけては、各種の行事や大掃除など、何かと忙しく、疲れが溜まりやすい時期です。疲労回後等に効果がある「ササヘルス」をお勧め下さい。
やせによる女性ホルモン低下は、月経異常や骨粗しょう症を招く
冬季うつ病の三大症状は、過眠、過食、体重増加
日光に当たって体内リズムをリセット! 疲労回復も忘れず
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