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ササの葉ニュース ミトコンドリアを元気に・・・ササヘルス

免疫機能にも貢献するミトコンドリア
人間の体は、60兆個ともいわれる膨大な数の細胞でできていますが、細胞を動かすエンジンの役割を果たすのが、ミトコンドリアです。細胞の活動に必要なエネルギーの90%以上はミトコンドリアで生産され、それぞれの細胞に供給れています。免疫細胞も、ミトコンドリアが生産するATPをエネルギーとして働くため、ミトコンドリアが十分に機能することによって、免疫細胞にエネルギーが供給され、免疫力が維持されます。 免疫のバランスをとる司令塔の役割もミトコンドリアはATPを作り出すとき、副産物として活性酸素も一緒に作り出します。活性酸素は増えすぎるとがんや心臓病、脳卒中などの生活習慣病に深く関わると考えられています。
しかし、ミトコンドリアには、ビタミンEや還元型コエンザイムQ10(CoQ10)などの抗酸化物質が存在しているため、活性酸素がもたらす害を軽減する働きが備わっています。さらにミトコンドリアは、この活性酸素を、病原体を駆除する際にうまく活用するしくみも持っています。また、ミトコンドリアは、免疫反応全体のバランスを取る「司令塔」のような役割も担っています。ウイルスや細菌に感染したことで細胞が傷ついた際には、他の細胞に影響を与えないうちにアポトーシス(不要な細胞を死なせて除去すること)させたり、免疫細胞が暴走する「サイトカインストーム」を抑えたりします。
(参照:サワイ健康推進課→細胞から元気に!“エネルギー工場”ミトコンドリアを活性化して「免疫老化」を防ごう)

還元型を効率的に摂取する
ミトコンドリアを活性化させるには、十分な睡眠、適度な運重ストレスや疲労の軽減のほか、コエンザイムQ10を積極的に摂取することが大切です。コエンザイムQ10には酸化型と還元型があり、ミトコンドリアの活性化・抗酸化作用があるのは還元型。イワシ、ハマチ、豚肉、牛肉、卵、オリーブ油、ブロッコリーなどに含まれます。還元型は油に溶ける性質があるため、炒め物やカルパッチョなどが適しているといわれます。
(参照:@DIME→免疫も老化する?予防策と積極的に摂り入れたい栄養素と食べ物)
例)焼肉の付け合わせにブロッコリーを添える
イワシと卵を一緒に煮物にする
豚肉のレンコンはさみあげとブロッコリーを共に食べる
ハマチの刺身をオリーブオイルと醤油で食べる

クマ笹抽出液(ササヘルス)には、抗ストレス作用、疲労回復作用、活性酸素(スーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、脂溶性ラジカル)を消去する作用が明らかになっています。また、富山大学病態制御薬理学の恒枝宏史氏らの研究により、CoQ10は酸化ストレス性刺激による血管内皮細胞の機能障害を防止することが示され、CoQ10を含むクマ笹エキス(ササヘルス)の摂取は酸化ストレスによる動脈硬化症の発症を予防するために有効である可能性が示されました
(第10回日本臨床中医薬学会学術大会)

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