疲れやストレス、乾燥で弱まる粘膜免疫
コロナやインフルエンザ、 風邪などの原因となるウイルスや細菌は鼻や口、 喉といった上気道や、 腸管などの消化管の粘膜から体内に入り込もうとします。 上気道や腸管には「粘膜免疫」があり、これらを迎え撃ちますが、 疲れや睡眠不足、ストレスなどで働きが低下してしまいます。 また、気温が低く空気が乾燥する秋冬は、 粘膜免疫の働さが弱まりがちなので、より注意が必要です。
(参照:NIKKEI STYLEアーカイブ→感染から体守る粘膜免疫高める食事、 ここがポイント)
口が汚れているとIg A抗体が減少
粘膜面で主体的に活躍している免疫物質が「Ig A抗体(以下IgA)」です。免疫グロブリンとも呼ばれ、侵入してきた病原体と結合して病原体を無力化するように働きます 。「I gAはさまざまな種類の病原体に反応するという守備範囲の広さが 特徴で、多くの感染症の予防に関係していると考えられています。例えば、唾液中のIgAの値が低いと、 風邪にかかり易くなるというデータもあります。 口の中が汚れていたり唾液の量が減ったりすると、唾液中のIgAの働さが低下して、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。歯磨きやうがいなどで口の中を清潔に保つことが大切です。植物にも同様の働きをする物質があり、その代表的なものが緑茶に含まれるカテキンやブドウの色素であるアントシアニンなどのポリフェノールです。そして、 植物性IgAのポリフェノールのなかでも抗ウイルス作用が強い物質がリグ ニンです。
(参照:NETIB-News→【 抗ウイルス物質まつかさリグニン(2)】 インフルエンザに対する驚くべき効果〜)
コロナやインフルエンザ、
(参照:NIKKEI STYLEアーカイブ→感染から体守る粘膜免疫高める食事、
口が汚れているとIg A抗体が減少
粘膜面で主体的に活躍している免疫物質が「Ig A抗体(以下IgA)」です。免疫グロブリンとも呼ばれ、侵入してきた病原体と結合して病原体を無力化するように働きます
(参照:NETIB-News→【
ササヘルスの抗ウイルス
明海大学歯学部の坂上宏先生との共同研究により、