コラム

板藍茶と板藍のど飴

家族のお守り「板藍根」 板藍根(ばんらんこん)はアブラナ科ホソバタイセイの根のことです。
日本では松藍または大青と呼ばれ、古くから藍染めで用いられてきました。
中国の家庭では板藍根のお茶が常備されており、空気が乾燥した寒い季節には、
外出から帰宅後すぐに板藍根の煎じ液でうがいをするなど、
家庭の守り神のように様々な生活シーンで愛飲されています。

板藍茶&板藍のど飴の上手な使い方

・のどが「少しおかしいかな」と思ったら、
板藍茶1日1から2袋を目安にそのまま、
またはお湯などに溶かして飲んでください。

・寒い季節の毎日の体調管理として、早めにお飲みください。

・人ごみへお出かけなどの外出時には、
なめれるだけの手軽な板藍のど飴が便利です。

中医学では病気が起こる原因を二つの方向から考えます。
一つは体内の「正気」が足りない状態。
もう一つは病気をもたらす「邪気」の影響です。
正気は体が病気に抵抗する防御力のような存在で、
一方、邪気は体に悪い影響をもたらすもの。

病気予防・改善するためには、日頃から正気をしっかり養い(扶正)邪気に侵されてしまったら早めに取り除くこと(袪邪)が大切です。
自分の体に状態に合わせて、バランスよく扶正・袪邪を行うことが重要です。

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