西小山漢方堂からのお知らせ

8 月初旬には立秋が訪れ、暦の上では秋になりますが、まだまだ暑い日が続きます。 残暑の厳しいこの時期は汗をかきやすく、体内の水分やミネラルだけでなく、体力も失いがちです。これを東洋医学では、汗によって気と津液が両方失われていると捉えます。 ...

杞菊地黄丸（こぎくじおうがん）は中国では「飲む目ぐすり」と呼ばれ、疲れ目や視力減退に効果があります。また虚弱体質や耳鳴り、めまいにも使われる薬です。「目ぐすり」なのに、なぜ体の不調にも使われるのでしょうか。 ・病気を元から治す。 中国の基本...

芍薬は『第十八改正日本薬局方』において、シャクヤク Paeonia lactiflora Pallas(Paeoniaceae)の根と規定されています。属名の Paeonia はギリシャ神話の医神の名を意味し、種小名 lactiflora ...

IT眼症という症状をご存じですか？文字通りIT機種を使うことで怒る心身の不調で、今後も発症する人は増えると予想されています。スマホ（スマートフォン）やパソコンは今や日々の生活になくてはならないもの。だからこそ、使い方に気を付けることはもち...

「人は血管とともに老いる」と言われるように、健康の維持に大きくかかわるのが血管年齢です。血管が老化して硬くなると、体に様々な不調をもたらし、時に命にかかわる重大な病気にもつながります。日々の生活を見直して、血管年齢を若返りましょう。 頭...

薬物乱用頭痛とは、薬剤の使用過多による頭痛です。 頭痛薬(NSAIDs、トリプタン製剤、エルゴタミン製剤など)を漫然と使用することによって、頭痛に効果がないだけでなく、頭痛の頻度をむしろ増加させてしまうことがあります。 その改善には過剰服用...