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肝心かなめ?肝腎かなめ?…今後は「心腎」が大切…

肝臓・心臓・腎臓は、五臓六腑の中でも大切な臓器なので、「肝心(腎)かなめ」のような慣用句ができたのでしょうが、これは現代では少し変わってきているとのこと。心臓と腎臓は、医学的には「心腎連関」という言葉あって、お互いに非常にかかわりの深いものです。
糖尿病は腎症などの合併症だけでなく、実は心臓の病気の中で心筋梗塞などを起こす危険性が高く、高齢社会では特に心不全との関連が注目されています。また貧血には、「心・腎・貧血症候群」という概念があり、腎臓病で起こる貧血を治療することで、結局は心臓と腎臓を守ると言われていました。これからは心臓と腎臓を守る生活がとても重要になっていきます。高齢社会では「肝心(腎)かなめ」ではなく、たぶん「心腎かなめ」という言葉になりそうとのことです。(毎日新聞4/26)

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