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健康習慣 季節のお風呂…枇杷の葉湯で疲労回復&あせも予防

初夏になると青果店の店頭でよく見かけるようになる枇杷(びわ)。
インドの古い仏教経典では枇杷の木は「大薬王樹」、つまり「薬の王様」として紹介されており、枝、葉、根、種のすべてが薬として民間療法などに利用されてきました。
日本でも、約1300年前には施薬院や寺院で枇杷の葉を病人に使用していたことが使えられています。江戸時代には暑気払いに枇杷の葉湯に浸かって暑さで疲れた体をいたわっていたそうです。
自宅で枇杷の葉湯を楽しむ場合は、まず15から20枚の葉を採取してよく水洗いし、裏面の細かい毛を落としします。それを2,3センチほどに刻んで布袋に入れ、浴槽に浮かべれば出来上がりです。
ネロリドールなどの精油成分を含むため、爽やかな香りが楽しめます。
あせもや湿疹の予防のほか、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるとよく温まるので腰痛や関節の痛み、足腰の冷えなどにもおすすめとのことです。(小太郎漢方新聞より)

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