地球的規模で蔓延している、人類史上最大の感染症についてご存知でしょうか?
毎年インフルエンザの流行とかありますので「インフルエンザ…」
最近であればコロナウイルスが蔓延しているので「コロナかな?」と思わるかもしれませんが…
実は地球的規模で蔓延している人類史上最大の感染症は、「歯周病」とのことです。意外ですね
歯周病が世界に向けて発信されたのは約20年前です。
2001年にギネスブックに公式認定され、
地球的規模で蔓延している、人類史上最大の感染症とのことです。
・歯周病は人類史上、最も感染者数の計り知れない感染症
・全世界で最も蔓延している病気は歯周病である
そして、
地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数える程しかいないとのこと…(大袈裟かもしれませんが)
そして、20年経った現在も、歯周病の患者が減ったという報告はありません。
歯周病は認知症や糖尿病、動脈硬化などにも影響します。
「歯周病」というと一般的になんとなく…
歯や歯茎のことぐらいでたいしたことのないイメージを持っている人も多いのですが、実は放置しておくと大変。
出血をそのままにしておくと、歯垢は歯周ポケットの中に潜り込み、
どんどんと歯周組織を壊します。そして、歯周病により口の中は常に炎症が続いています。
炎症によって出てくる毒性物質は歯肉の血管から全身をめぐりさまざまな病気を引き起こしたり悪化させる原因になります。
そして炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きに影響し糖尿病を悪化させます。
その他、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞にも関与します。
また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、高齢者の死亡原因でもある「誤嚥性肺炎」の原因となります。
このように「歯周病」は、口臭や歯肉炎など口のなかだけの症状では収まりません。
体全体にさまざまな病気や症状を引き起こしますので定期健診や治療を怠らず、日常の生活でも常に清潔に保つことを意識することが重要です。
日本人の歯周病罹患率厚生労働省が平成23年に行った調査では、
成人の8割以上の人に歯周病の症状があったと報告があり、15歳以上で76%
累計8500万人以上…
3人に2人が歯周病とのことです。
また糖尿病患者に至ってはその90%以上が歯周病だというデータがあるとのことです。
そして、歯を失う原因で最も深刻なものが歯周病です。
よく歯磨きをするだけでは歯周病は防げないです。
歯と歯の間は、歯ブラシが届きにくいためプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
歯間プラークは、歯ブラシだけでは60%程度取り除けます。
歯ブラシとあわせてデンタルフロスや歯間ブラシを使うと90%近くのプラークを取り除けます。
だいたい5〜15%の歯垢は完全に落とせないまま残っています。
この数パーセント残ってしまった歯垢に潜む歯周病菌が寝ている間に爆発的に増えてしまい歯周病を進行させる原因となってしまうことです。(ビューティーアンドヘルスリサーチ社)