お知らせコラム

健康を蝕む深刻な脅威・・・血糖値スパイク

健康をむしばむ深刻な脅威「血糖値スパイク」をご存じですか?
それを放置すれば糖尿病に進行してしまいます。
失明や足の切断の危険性が・・・
さらには、突然死を招く心筋梗塞、そしてガンまで、
日本人の死因の上位を占めるさまざまな病の元凶となります。
通常正常であれば血糖値はゆるやかに変化します。
ところが血糖値スパイクであると、とがった針のような急上昇の血糖値を描きます。
血糖値スパイクが起きている人は、全国で推定約1,400万人以上いると言われています。
そして、健康診断で正常と言われている人の中にも、つぎつぎと見つかり始めています。
「血糖値スパイク」とは食後高血糖のことです。
どんな方でも食事をとれば血糖値が上がりますが、食事1時間後の血糖値が140以上あれば「血糖値スパイク」と判定されます。
・血糖値スパイクの原因
原因1:インスリンの放出能力が低い・・・糖が細胞に取り込まれずに血糖値が急上昇
原因2:インスリンが出ていても細胞が糖を取り込む能力が低いため、血液中に糖があふれ血糖値が急上昇
血糖値スパイクの厄介なところは健康診断では見つかりにくいことです。
健康診断で見つからないので、知らず知らずのうちに重大なリスクとなっているのです。
なぜ健康診断で見つかりにくいのでしょうか?
通常の健康診断では空腹時血糖値を調べています。
血糖値スパイクが起きるのは食後数時間以内。
その為、通常の健康診断では、血糖値の異常に気づきにくいのです。
気づかないうちに深刻になっていくのが血糖値スパイクの脅威です。
血糖値スパイクと心不全の患者の関係ある病院で心臓病患者の血糖値を調べたところ、
心不全の患者の半数に血糖値スパイクきていることがわかりましたとのことです。
そして、血糖値スパイクにより 動脈硬化 が起こり、
心臓の冠動脈が細くくびれてしまっていたとのことです。
さらに、それが何カ所も生じていたのです。
この動脈硬化の多発が血糖値スパイク特有の症状です。
血糖値の急上昇を繰り返すと、血管の細胞の中で活性酸素という有害な物質が大量に発生します。
これが動脈硬化を多発させる原因となるのです。
・血糖値スパイク糖尿病の前段階ではないこと・・・
血糖値スパイクはそれ自体が病気です。
心臓に悪さをしている、血管に悪さをしている、循環器疾患につながっている可能性があります。「血糖値スパイク」を持っていると、
心筋梗塞、脳梗塞のリスクが1.9倍。
アルツハイマー型認知症のリスクが1.6倍。
ガンのリスクが1.5倍。このように血糖値スパイクは万病の元といえますね。
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