お知らせコラム

夏の食養生は「瓜」が主役


中国では瓜類の品揃えがとても豊富です。
夏から秋近くにまで店先にさまざまな瓜が売られています。
料理はもちろんですが、フルーツ、デザートにとして楽しんだり、種を炒っておやつにしたりと、その食べ方もいろいろです。
料理でよく使われるのが冬瓜(とうがん)や黄瓜(きゅうり)、苦瓜(にがうり)、糸瓜(へちま)、南瓜(かぼちゃ)などで、フルーツには西瓜(すいか)や香瓜(めろん)、おやつには南瓜、西瓜の種が好んで食べられています。
瓜がこれほど親しまれているのは、単に美味しいというだけでなく、中国の人々に薬食同源の考え方が根付いているからです。
瓜には熱を冷まし、渇きを潤す効果があると言われ、夏の食養生にはぴったりとのことです。

瓜の基本的な効能
熱を冷まし、水分代謝を促す。身体を潤す。
発熱、むくみ、熱中症、口の渇き、のどの痛みなどに…
身体の冷えやすい人は食べすぎに注意とのことです。
それぞれの特徴
・西瓜(すいか):甘味/寒性
皮は利尿作用が高く、野菜として使うことも。種は炒って塩を振ればおやつに。
・香瓜(めろん):甘味/寒性
熱中症の予防のほか、不安があるときやイライラする時にも。
・黄瓜(きゅうり):甘味/涼性
むくみの解消や脂肪の代謝に効果のある成分が含まれ、ダイエットにも効果的。
・苦瓜(にがうり):苦味/寒性
解毒作用があるので、胃腸炎や急性の下痢などに。
(チャイナビュー271)

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