お知らせコラム

糖尿病だと熱中症のリスクが高まります。

今年も非常に暑い日々が続いていますが、
体調はいかがですか?
糖尿病の方については、くれぐれも夏場の熱中症にご注意が必要です。
汗が出ない?
大量の汗が出る?
通常私たちのからだは、気温が上がると汗をかきます。
それは、汗が蒸発するときの気化熱によって熱を逃がしながら体温を調節するためです。
しかし、糖尿病の方は汗腺の働きが悪く、汗が出なかったり、
逆に汗が出すぎたりと発汗異常が起こりやすくなります。
暑いのにあまり汗が出ない場合には、カラダに熱がこもって体温が上昇してしまいますし、
逆に大量の汗が出てしまう場合には、カラダの水分がどんどん抜けていってしまい脱水症状が起こりやすくなります。
この体温上昇と脱水症状は、どちらも熱中症の直接的な原因になってしまいます。
なぜ熱中症は恐いのでしょうか?
熱中症が恐いのは、
めまいやこむら返り、
頭痛や吐き気、
倦怠感といった軽症なものにとどまらず…
重症化すると意識障害や昏睡状態になり…
最悪の場合、多臓器不全を起こして死に至ることもあるとのことです。
また、大量の汗や排尿によってカラダが水分不足になると、
血液もドロドロ状態になりやすくそれのよって血栓ができやすく詰まりやすくなります。
脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高まります。
なのでくれぐれも熱中症にならないように気を付けることが必要です。
適切な水分補給で熱中症対策を!
熱中症対策の基本は、なんといっても適切な水分補給です。
一見、水分補給に適してそうなスポーツドリンクには糖分が含まれているものが多いので注意が必要です。また、健康に良さそうな100%の野菜ジュースやフルーツジュースにも意外と糖分が多く含まれているので、
水分補給には、水か無糖の茶が基本です。
のどが渇いたときや運動して汗をかいたときはもちろんですが、
寝ている間にも汗をかきますので、朝起きたときや就寝前にもコップ1杯程度飲むようにしましょうね。
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