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免疫力アップで「日和見感染症」を防ぐ…

最近耳にする日和見感染症。体の免疫力が落ちているときに発症する病気で、帯状疱疹やヘルペスといった身近な感染症もこれに当たります。免疫力は年齢を重ねると自然と低下していくもの。さまざまな感染症を防ぐためにも、日々の養生で免疫力アップを目指しましょう。

免疫力で発症する感染症
日和見感染症は、その名の通り体の状態をうかがって、弱っていれば発症する感染症のこと。
私たちの周りにはたくさんの細菌やウイルスが存在しますが、体が元気な時に補特に影響を受けることはありません。ところが、免疫力が落ちていると細菌やウイルスが体内で増殖し、病気を発症してしまうのです。こうした感染症のを招く病原体は、最近、真菌、ウイルスなど多岐にわたり、帯状疱疹やヘルペス、カンジタ、肺炎、結核などさまざまな病気を引き起こします。免疫力が著しく低下する主な要因は、病気や薬(免疫抑制剤や抗菌剤等)の長期服用など。一方、特に病気がなくても、免疫力は加齢と共に低下していくことがわかっています。中医学では、免疫力の基本は体の「正気」にあると考えます。正気は生命や健康を維持し、病気に対する抵抗力となるエネルギー。そのため、精気が充実していれば、体が元気で感染症にもかかりにくくなるのです。正気は、体内の「気」「血」が十分にあり、バランスよく保たれいることで充実します。反対に、気・血が不足したり巡りが悪くなったりすると、精気が衰える要因に。こうした体質の乱れは日頃の養生で改善していけるので、しっかりケアをして精気を充実させ、免疫力を高めることが大切です。(チャイナビュー285)

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