お知らせコラム

健胃顆粒・・・脾胃は健康の本

健胃顆粒は、トウジン、シュクシャなど8種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒にしたもので、比較的体力がなく、胃腸の働きの弱い方の胃炎、胃腸虚弱、胃痛、腹痛、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満感、悪心、下痢の改善を目的としております。

私たちのからだは、飲食物を消化吸収し、エネルギーを作り出し、生命を維持しています。
中医学では、脾(注*)は消化器系の代名詞で、エネルギーを作る源と考えています。
更にからだの免疫力や体格とも密接な関係を持っています。
脾の働きが正常でないと、からだに様々な不調をきたします。
“ひ弱”とはまさに“脾弱”(=脾の働きが弱い状態)のことと言えましょう。
胃腸はからだの中心軸。
自分のタイプを知り、本来の正しい状態を取り戻りもどすことが重要です。
((注*)脾(五臓六腑の脾)は、西洋医学の脾臓ではなく、主に胃腸の機能のことを指します)

脾胃は健康の本
・胃は水穀の海
通常、口に入った飲食物は、食道を通って胃に届きます。胃は「水穀の海(一時貯蔵庫)」と言われ、食べ物を収納し、おかゆ状になるまで数時間かけて消化しながら、それを小腸に送ります。しかし、胃の働きが停滞すると、食欲不振、胃もたれ、食後の膨満感などが現れやすくなります。
消化器をつかさどる「脾」は、胃から運ばれた飲食物をさらに消化吸収し、生命活動に不可欠な気血などのエネルギーを生成し、それを全身すべての内臓、器官、組織に運ぶ役割を担っています。
このように「胃」の存在は、「脾」の飲食物の消化吸収輸送が大前提です。したがって中医学では、「脾胃は後天の本」と言われ、「健康の本」と重視されています。

脾胃気虚・気滞
胃腸機能が低下した状態のことを脾胃気虚と言います。食欲不振、少食、消化不良及び気血生成不足で疲れやすい、倦怠感、貧血気味などの症状が出やすくなります。脾胃の気は、胃と腸菅が蠕動するように常に巡っていますが、脾胃機能が低下している状態で無理に食べると、気の巡りも悪くなります。胃腸に負担をかけると脾胃の気は滞ってしまい、胃もたれ、吐き気、げっぷ、お腹の張りなどの症状が現れます。これを脾胃気滞と言い、脾胃気虚と合わせて現れることが多いようです。

こんな方におすすめします。
食事の不養生が長年続く
長年ストレスで胃が弱くなった
慢性病、大病後の食欲不振、体力が回復しにくい
治療薬の長期服用による吐き気など胃の不調
高齢者の消化機能の衰え

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