お知らせコラム

慢性副鼻腔炎の治療 手術後も薬で再発防ぐ

鼻腔(鼻の中)の周囲に4種類ある副鼻腔に炎症が起き、鼻水や鼻づまりなどの症状が3か月以上続く場合、「慢性副鼻腔炎」と診断される。
細菌感染が炎症の原因になっているため、治療では最初にマクロライド系と呼ばれる抗菌薬などを使用します。症状が改善されない場合には、腫れた粘膜や「鼻茸(はなたけ)」と呼ばれるポリープを切除したり、副鼻腔と鼻腔をつなぐ通り道を広げて鼻水がたまりにくくしたりする手術が行われる。
慢性副鼻腔炎は完治が難しく、再発を繰り返すたびに手術することもある。抗体薬「デュピルマブ」が新たな治療法として期待されているが、1カ月の薬代が3割負担の場合で約4万円かかり、ハードルが高いのが現状です。(読売1/28)

日本人に多い花の症状・病気…
花風邪、花粉症、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害、好酸球性副鼻腔炎、鼻茸、蓄膿症など、鼻に関するお悩みの方は多いです。急性期の鼻疾患では、鼻づまり、ドロッとした鼻汁、頬・鼻周辺・額の痛み、顔やまぶたの腫れ、発熱などがあります。その後、頭重、嗅覚障害などの症状が続く場合は慢性化に要注意です。

鼻・副鼻腔・中医学…
華(鼻腔)の周りには「副鼻腔」と呼ばれる4つの空間(上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞)があり、この空間内で炎症が起きている状態を「副鼻腔炎」、或いは「蓄膿症」と呼んでいます。
副鼻腔炎は鼻内視鏡やレントゲン、CT検査をしないと詳しい診断ができません。
中医学では、鼻は肺臓の窓口と言われ、五臓六腑のうち、特に「肺」「脾」「腎」を丈夫にして、鼻のかゆみ、鼻づまり、嗅覚障害の体質を改善していきます。

 

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