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牡蠣(ぼれい)かき

生の牡蠣にレモンやトマトケチャップをかけたオードブル、土手鍋やカキフライなど、牡蠣は世界中の食卓に並ぶ栄養価の高い二枚貝です。牡蠣は「蠣」単独でも「かき」の意味も持っていますが、生殖腺が雌雄とも白いことから中国ではすべて雄と勘違いして「牡」の字をあてたといわれています。
生薬の牡蠣は蠣の中身ではなく、貝殻を使います。鎮静(心を落ち着かせる)作用、軟堅(堅く結したものを柔らかくする)作用があるとされ、定悸飲(ていきいん)や紫根牡蛎湯など様々な漢方薬に配合されています。また、殻は主に炭酸カルシウムでできており、胃酸の働きを抑えるため安中散などの胃腸薬にも配合されています。(コタロー新聞)

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