「爪に白い斑点はできていませんか?」
爪は固い部位なので、骨のようなイメージもありますが、
実は・・毛髪と同じケラチンという固いタンパク質からできており皮膚が変化したものです。
そして「爪は健康のバロメーター」と言われるように、爪がある指の先端には、神経や毛細血管が多く通っているためストレスや疲労、栄養不足などの影響を受けやすく、爪の色や形が変化し、割れやすくなってしまうことがあります。
例えば、30代頃から気になりだすのが爪の縦線です。単純な縦線の場合には、加齢による水分不足や栄養不足が原因のため、あまり心配する必要はありません。
「黒い線」が入った場合にはメラノーマと呼ばれる皮膚がんの可能性があったり、異様に黄色く爪の伸びが遅い場合には「黄色爪症候群」が疑われますので、心配な場合は医療機関を受診することです。そして、糖尿病の人によくみられるのが点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)と呼ばれる「白い斑点」です。
この斑点の正体は、爪の甲の間に入った空気ですので過度な心配は必要ありませんが、糖尿病の人は、爪の主成分であるケラチン(タンパク質)の合成に必要な亜鉛をはじめとする重要なミネラルが大量に尿から排出されてしまい、どうしても不足がちになり、白い斑点ができやすくなります。ですので、もし爪に白い斑点ができているようでしたら、タンパク質と亜鉛不足にならないよう注意しましょう。
亜鉛はタンパク質合成、免疫反応の調節などに作用し、血糖値を下げるインスリンの分泌を調整する役割を果たしていますが、体内では作ることができない必須微量ミネラルのため、食事などから摂取する必要があります。
ワタナベオイスターには糖尿病の人が摂るべき3大ミネラルである「亜鉛」「クロム」「マグネシウム」が配合されています。ぜひ不足しがちな栄養補給と血糖コントロールにお役立てください。