歯の磨きすぎで歯が黄ばむ?!
歯の色は、初対面の人に与える印象を大きく左右すると言われています。白い歯は清潔なイメージで、相手に好印象を与えます。
しかし黄ばみの強い歯は、その反対の印象を与えてしまうことも・・・。タバコやコーヒー、カレーなどに含まれる色素がエナメル質の表面に沈着することで黄ばみを引き起こすことは良く知られていますが、歯の磨きすぎも歯が黄ばむ原因になることをご存じですか?
(参照:Medical Note→歯の黄ばみ)
歯みがきは過度な力を入れず丁寧に
歯みがき剤に配合されている研磨剤(清掃剤)は、歯の表面よりもやわらかい成分で、通常の使用では歯を傷つけることはありません。ただし、過度な力を入れた歯磨きは、エナメル質を絵々に摩粍させます。その結果、乳自色の象牙質が透けて見えやすくなり、歯の黄ばみを引き起こすことがあります。ハブラシは軽く握り、毛先を歯面にきちんとあてます。小刻みに動かしながら1〜2本ずつ20回を目安にみがきましょう。
病気が原因で起こる歯の黄ばみ!
歯の黄ばみは以下のように病気が原因の場合もあるため注意が必要です。
初期のむし歯
歯の表面はエナメル質で覆われており、滑らかな構造になっています。しかし、虫歯の初期段階では、歯に蓄えられたカルシウムやリン酸などが溶け出す“脱灰”が引き起こされます。脱灰を生じた歯の表面は細かいでこぼこが生じ、エナメル質の光沢が低下して歯が黄色味を帯びたように見えることがあります。脱灰は糖分が原因で引き起こされるため、甘い物を長時間にわたって口にしていると脱灰する時間が長くなり、歯の黄ばみが目立ってしまうことがあります。甘い物を完全にやめる必要はありませんが、決まった時間に限定して摂ったり、量を減らしたりする、甘いものを食べた後に歯磨きをするなどの対策を行いましょう。
歯髄炎
虫歯が進行し、神経や血管が走行する歯髄にまで炎症が波及する病気です。神経や血管がダメージを受けることで、歯に栄養が行き渡らなくなって黄色~黒色の変色を示すことがあります。
テトラサイクリン系抗菌薬の副作用
テトラサイクリンは、小児期に服用すると歯の黄ばみが生じることがあり、加齢に伴い濃い黄色や褐色に変化します。変色は一部の歯だけでなく全体に生じますが、痛みは伴いません。
「クマ笹歯みがき」には、歯の白さの元で、エナメル質の97%を構成する成分「ハイドロキシアパタイト」を配合しています。また、抗炎症作用、歯周病菌に対する抗菌作用などがあるササヘルスを、製品の4分の1以上にあたる26.2%配合しており、口臭やムシ歯を予防し、白く健康な歯にする効果が期待できます。