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三七人参について

三七人参はウコギ科ニンジン属の多年生草本植物です。滋養強壮・疲労回後など高麗人参の持つ「補気薬」としての効果はもとより、心臓や脳、循環器に大きな影響を持つ「補血薬」としても優れた効果を発揮します。中国では古代から鎮痛、抗菌、止血・活血、抗腫瘍(がん)作用があるとされ、打撲や挫傷の血止めや産後の滋養強壮にも使われてきました。しかし、それを口にできるのは貴族や特権階級の人だけに限られていたほど高価なもので、珍重されていたのです。それだけ稀少なものであったため、黄金に変えられないほど貴重なものという意味の「金不換」と呼ばれていた「幻の聖薬」だったのです。

中国では、三七人参は漢方のインターフェロンとも呼ばれる「片仔廣」の主要成分であり、近年の研究により肝臓疾患やその予防に特に著効といわれ注目されています。
免疫力に対する正常化作用、抗炎症作用、肝細胞活性作用。肝炎(B 型・C 型)、肝硬変および肝癌の予防作用など、肝臓疾患といえば三七人参の粉末剤が処方されるほど、その肝機能改善効果が認知されています。

さらに三七人参に期待されている薬効としては、糖尿病による合併症の予防と改善、正常な血糖値の保持、血中コレステロール・中性脂肪・過酸化脂質の低下ならびに善玉コレステロールの上昇など脂質代謝の改善に極めて有効な血流改善、毛細血管の抵抗力を増大させ、コレステロールの過度の沈着を防ぎ、さらにドロドロした血液をサラサラにして動脈硬化と血栓ができるのを予防します。

漢方では体質が改善され、気力、体力が回復することにより、自然治癒能力を高め胃腸の腫瘍を予防し再発を防ぎます。
中国漢方では婦人科病(生理痛、生理不順、更年期、子宮筋腫、卵巣嚢腫など)のほとんどは三七人参で改善すると言われています。
さらに降圧作用、鎮痛作用、中枢神経の鎖静、興奮のバランスを取り、免疫力の増強、疲労回復、タンパク質・核酸の合成促進、神経細胞の活性化など多様な作用を持っています。

ストレスの多い現代社会に生きる人々の健康増進、生活習慣病対策に最優等品の三七人参は必要と言えます。

 

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