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夏にも発症が多い口唇ヘルペス

夏にも発症が多い口唇ヘルペス
唇にぶつぶつと小さな赤い丘疹ができ、水疱になってひりひり痛む「口唇ヘルペス」。
原因である単純ヘルペスウイルス1型は、30歳で約50%の人が感染するといわれていますが、初めてウイルスに感染した人のうち9割は無症状で気づかず、口唇ヘルペスの多くはウイルスの再活性化によって起こります。
免疫力が低下すると発症しやすくなる「口唇ヘルペス」ですが、実は風邪の時期だけでなく、紫外線量が多い夏にも発症が多いと言われていることをご存じでしょうか?
(参照:NEDLEY→口唇ヘルペス)
(参照:アンファーからだエイジング→口唇ヘルペスはナゼできる?夏のヘルペスにも要注意)

ストレスや疲労、紫外線が再発の誘因
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると神経の細胞が集まった神経節にウイルスが留まって持続感染(潜伏感染)を起こします。
身体が元気な時にはウイルスは神経節の中に留まっていますが、身体の抵抗力が低下するとウイルスが増殖(再活性化)して口唇ヘルペスなどの症状を引き起こします。
ヘルペスウイルスに感染している人の20〜40%に、回帰発症(再活性化によって症状を起こした状態)起こるとされています。再発を繰り返している場合には、再発を防ぐ生活習慣を心がけましょう。
再活性化するのは身体の抵抗力が低下した時なので、疲れた時やストレスがかかった時などには口唇ヘルペスが繰り返しできます。女性では月経前後にも口唇ヘルペスを再発しやすくなります。
そして、5月から8月まで特に強くなる紫外線も誘因です。紫外線をあびると皮膚のバリア機能が破綻することで、口唇ヘルペスが再燃しやすくなると言われています。日差しの強い日に外出する場合には帽子をかぶったり、UVカット機能のあるリップクリームなどを使用すると再発の予防になります。アトピー性皮膚炎の方は皮膚のバリア機能が低下しているため、皮膚から簡単に感染しUVて広範囲に広がり重症化する恐れがあるため、より注意が必要です。

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