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湿邪の痛みと独活寄生丸(独歩顆粒)

湿邪の痛みと独活寄生丸(独歩顆粒)
6月は梅雨の季節、一年の中でも湿度が高い時期です。こうした時期は痛みやしびれが悪化すると感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
漢方医学では、一般的に、筋肉や関節などの痛み・しびれの症状を痺証といい、体が弱って湿気(湿邪)や冷え(寒邪)などが体内に入ることで起こると考えています。湿邪による痛みでは、湿度が高いときに悪化することに加え、関節が腫れる、重だるく痛むなどの特徴があります。
そのような痛みにおすすめの漢方薬、独活寄生丸(独歩顆粒)をご紹介いたします。
◆ご高齢の方の痛みに
【独活寄生丸】
気血両虚、肝腎の虚があり、風寒湿邪が入り込むことで生じた痛み・しびれに用いる処方です。そのため、高齢者・虚弱者の湿気・冷えによって悪化する痛み・しびれに適しています。炎症・熱感が強いタイプには向いていません。高齢者・虚弱者だけでなく、激しい運動の後などの一時的な虚証にも用いられます。基本的には頑固な慢性の痛みに用いますが、急性の痛みにもお使いいただけます。
≪構成生薬≫ 16 種の生薬で構成
袪風湿 ……唐独活・防風・秦艽
袪風湿、強筋骨(補肝腎)……桑寄生・牛膝・杜仲
散寒通絡 ……桂皮・細辛
補血行血(四物湯) ……当帰・地黄・芍薬・川芎
補気健脾 ……党参・茯苓・甘草・生姜
袪風湿の唐独活、袪風湿・強筋骨の桑寄生を中心とし、気血を補う生薬もバランスよく含んだ処方です。温性の生薬が多く、冷えがある場合に適しています。

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