お知らせコラム

豊富な栄養をもつ味噌

夏は暑さによる食欲不振で栄養不足、また発汗が脱水状態を起こし血液がドロドロになるなど、体内環境が悪くなりがちです。
さらに様々なウイルスが活発化する秋冬に備え、夏のあいだからバランスのとれた食生活をする事が要です。最近では、腸内環境を整えて免疫細胞を活性化させるとして発酵食品に注目が集まっています。特に味噌には、生きていく上で欠かせない3大栄養素「タンパク質」「糖質」「脂質」のほかに、ミネラル(ナトリウム、カリウム、「カルシウム、鉄)、ビタミン類(ビタミンB群、ビタミンE)などが含まれています。さらに「みそ汁」として調理すれば、味噌そのものの栄養素に加えて、様々な食材から多くの栄養素を簡単・手軽に摂取する事ができます。
(参照:この夏の「免疫対策」&「熱中症対策」には、医師も薦めるマルチ・ヘルシーフード『#夏みそ汁』!)

みそ汁で腸内環境を整え免疫低下を防ぐ
「腸内環境を整える」
腸内には多くの免疫細胞が集まっているため、腸内環境を整ることは免疫機能の維持につながります。みそ汁という形で、味噌からは乳酸菌やオリゴ糖、「メラノイジン」(発酵によって現れる茶褐色色素)などを、具材からは食物繊維を摂取することで、腸内環境を整えてくれます。また免疫細胞はタンパク質から作られるため、タンパク源(豆腐や油揚げ、肉など)を加えるとより一層効果的です。
「抗酸化作用」
メラノイジンや、野菜をはじめとしたみそ汁の具材に含まれる抗酸化物質(ビタミンA・C・Eやカロテノイドなど)が、活性酸素による体へのダメージを防ぐことにより、免疫機能の維持をサポートします。特に、ヨーグルトやキムチなどの発酵製品にはない「メラノイジン」は味噌の大きな特徴で、熟成度の高い味噌(赤味噌)のほうが含有量が多いことが分かっています。

熱中症対策にも最適!冷やし味噌汁

成人の身体の約60%は水分で、その多くを筋肉が蓄えています。そのため熱中症対策で重要なのは一時的な水分補給だけではなく、身体に多く水分を貯め込むために、食事から豊富な栄養を摂り筋肉を育てること。夏は「冷やしみそ汁」がおススメ。発汗により失われる水、塩分、カリウムを同時に摂取でき、食欲をそそる「冷やしみそ汁」を取り入れて、夏を乗り切りましょう。

レシピ例
・トマトときのこの冷やしみそ汁
・叩き長芋ときゅうりの冷やしみそ汁など

Pointy
味噌にはタンパク質・糖質・脂質の他、ミネラル、ビタミン類も含まれる
「みそ汁」は腸内環境を整え、抗酸化作用によって免疫低下を防ぐ
熱中症対策は、食事から豊富な栄養を摂り筋肉を育てることも大切

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