秋が深まり、風邪が気になる季節。
加えて今年はインフルエンザの流行も心配です。
こうした感染症は、免疫力を高めることで予防や重症化の防止につながります。
日頃の体質改善で免疫力のアップを目指すことが重要。
漢方では「未病先防」(不調が起きる前の対処)が基本です。
早めの対策で悪化を防ぎましょう。
漢方での「血」には体に栄養や潤いを与え、
精神を安定させる作用があります。
そのため、不足すると全身の栄養状態の悪化、ストレスによる自律神経の乱れなどを招き免疫力の低下につながります。
特に女性は「血」不足に陥りやすいため、日頃から食生活に気を配り、
「血」をしっかり養うことが重要です。また日々のストレスもためないことが必要です。
こんな症状にお悩みの方は、「血」不足かもしれませんね。
不安感、不眠、動悸、イライラ、怒りっぽい、頭痛、めまい、胸が詰まる、抜け毛、白髪、
冷えのぼせなど・・・
食養生では、棗、クコの実、鮭、黒きくらげ、人参、ほうれん草などがお勧めです。