お知らせコラム

霊黄参の牛黄


霊黄参は生薬のゴールドと称される「牛黄」と、
その効き目を増強したり、補い合う最良のパートナーとして
古くから知られている「人参」を組み合わせた滋養強壮剤です。

牛黄は中国最古の薬学書「神農本草経」に上品として収載され、
現代中国においても、「閉証」に対して意識や脳血流の改善などに用いられる
「芳香開竅薬」に分類される大変貴重な生薬です。

日本においても、最古の法典である「律令」に牛黄の記載があるなどその歴史は古く、
「日本薬局方」にも収載されており、滋養強壮薬をはじめ多くの医薬品に使われています。

・一晩寝ても疲れがとれない
・カーッとのぼせやすい
・疲れているのに、休めない
・暑い日がつづくとバテる
・疲れすぎて食欲がない
・かぜをひきやすい
・病中病後の疲労回復に

こんな方の滋養強壮にお勧めです…


金よりも高価な生薬牛黄!

古くから、牛黄は金よりも高価と言われています。
そもそも価格とは需要と供給のバランスによって決まるものです。
牛黄が、いかに人々に求められ、
また貴重なお薬であるか、を示す言葉と言えます。

かけがえのない健康を支える生薬、牛黄について…
ひときわ価値ある高貴薬それが「牛黄」!
金の何倍もの値段が付く生薬が、牛黄
牛黄は一言で言ってしまえば、牛の胆嚢できた胆石(結石)のこと。
しかし、この胆石が発見できるのは牛1000頭に1頭とも10000頭に1頭とも言われ、
その希少性と、多くの人の健康を支える素晴らしい薬効とが相まって、
牛黄を「高貴薬の中でもひときわ価値のある特別な存在」と示しています。

形状は直径約1から4㎝の球状または塊状。色はあかみがかかった黄褐色で、切断面には木の年輪のような紋様が見られ、口に含むと心地よい苦みの中にわずかに甘みが感じられます。
値段が高いため、古来ニセモノも多く、特に粉末にしてしまうと区別が難しくなるので
「日本薬局方」では粉末にしたものは適合品とは認めていないとのことです。

無病息災の願いを託された牛黄…

牛黄は、かなり古く昔から効き目のあらたかな薬として珍重されてきました。
もっとも古い記述がみられるのは5世紀以前に編まれた漢方のルーツともいえる薬物書「神農本草経」です。365種類もの薬物を収録したこの書の中で牛黄は「上薬」に分類され、
「命を養う薬」として、毒がなく、量を多く飲んだり長期にわたって服用しても害が出ない薬とされています。
牛黄がいかに人々にありがたがれているかを示すエピソードの一つに護符の話があります。護符とは「牛黄宝印」とか「牛玉」とかかれたお札。無病息災のお守りの一種ですが、この護符の文字は牛黄を入れた墨によって墨痕鮮やかに記されています。墨に溶け込んでいるだけでも人間を災厄から守ると信じられている牛黄。昔もいまも最高ランクの効き目を持つ生薬として重用されています。

赤ちゃんからお年寄りまで広く用いられる牛黄…

牛黄の効能としては「神農本草経」に「驚癇寒熱(きょうかんかんねつ)、熱盛狂痙(ねっせいきょうけい)」という記述があります。現代の言葉に直すと、驚いて卒倒した者や熱誠で痙攣を起こしたもの、精神異常をきたした者に効くという意味です。
また、時代が下がって漢の時代の漢方書「名医別録(めいいべつろく)」には、「小児の百病、諸癇熱(しょかんねつ)で口の開かぬ者、大人の狂癲(きょうてん)を療ず」とあり、続けて「久しく復すれば身を軽くし、天年を増し、人をして忘れざらしめる」と記されています。これは牛黄が「子供のあらゆる病気、口も開けないほどの高熱、大人の精神錯乱など幅広い症状」に用いることのできるお薬で、しかも長期に渡って服用すると「長寿を延ばし、物忘れしなくなる」働きも期待できることを示しているのです。牛黄はまさに赤ちゃんからお年寄りまで年齢を問わず効果を表す貴重なお薬と言えます。

疲労から意識障害までさまざまに応用される牛黄

現代の中国では、牛黄を芳香開竅薬(ほうこうかいきょうやく)というカテゴリーに分類しています。よい香りを持ち、心に入って、邪を除き、意識回復に働く薬という意味です。
主な効能としては、開竅豁痰(かいきょうかったん)、清熱解毒があげられ、高熱や熱病による意識障害、炎症や痙攣に効果があるとされています。とくに脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に用いられるケースが多く、これは牛黄の末梢の赤血球数を増加させる働きや、抗酸化作用によるものと考えられています。
生薬は構成成分が複雑なため、作用を簡単には説明できないと言われています。なかでも牛黄は価格も高価なことから、研究が進みづらかった生薬のひとつです。しかし、薬効に対する研究は徐々に積み重なれており、上記のいくつもの作用が発見されて、滋養強壮薬や強心薬、小児用薬、感冒薬、胃腸薬などに広く応用されています。(健康の強化書抜粋)

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