コラム

霊黄参の牛黄


金よりも高価な生薬牛黄!

古くから、牛黄は金よりも高価と言われています。
そもそも価格とは需要と供給のバランスによって決まるものです。
牛黄が、いかに人々に求められ、
また貴重なお薬であるか、を示す言葉と言えます。

かけがえのない健康を支える生薬、牛黄について…
ひときわ価値ある高貴薬それが「牛黄」!
金の何倍もの値段が付く生薬が、牛黄
牛黄は一言で言ってしまえば、牛の胆嚢できた胆石(結石)のこと。
しかし、この胆石が発見できるのは牛1000頭に1頭とも10000頭に1頭とも言われ、
その希少性と、多くの人の健康を支える素晴らしい薬効とが相まって、
牛黄を「高貴薬の中でもひときわ価値のある特別な存在」と示しています。

形状は直径約1から4㎝の球状または塊状。色はあかみがかかった黄褐色で、切断面には木の年輪のような紋様が見られ、口に含むと心地よい苦みの中にわずかに甘みが感じられます。
値段が高いため、古来ニセモノも多く、特に粉末にしてしまうと区別が難しくなるので
「日本薬局方」では粉末にしたものは適合品とは認めていないとのことです。

無病息災の願いを託された牛黄…

牛黄は、かなり古く昔から効き目のあらたかな薬として珍重されてきました。
もっとも古い記述がみられるのは5世紀以前に編まれた漢方のルーツともいえる薬物書「神農本草経」です。365種類もの薬物を収録したこの書の中で牛黄は「上薬」に分類され、
「命を養う薬」として、毒がなく、量を多く飲んだり長期にわたって服用しても害が出ない薬とされています。
牛黄がいかに人々にありがたがれているかを示すエピソードの一つに護符の話があります。護符とは「牛黄宝印」とか「牛玉」とかかれたお札。無病息災のお守りの一種ですが、この護符の文字は牛黄を入れた墨によって墨痕鮮やかに記されています。墨に溶け込んでいるだけでも人間を災厄から守ると信じられている牛黄。昔もいまも最高ランクの効き目を持つ生薬として重用されています。

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