長引くころ禍での巣ごもり生活。
運動不足や栄養バランスの偏りなどで、
いわゆる「コロナ太り」が気になる人が多いのでは?
過渡な体重増加は、様々な不調や病気を招く要因となります。
心身を元気に保つためにも、体質から整える漢方ダイエットでスッキリ体型をキープすることが重要です。
漢方では脂っぽいもの、味の濃いものなどを漢方では「肥甘厚味」と言って、
取り過ぎると体にとって害をもたらす邪気となります。
この邪気が血中に入ると、過剰な中性脂肪やコレステロールなどとなって、
血液をドロドロ、ネバネバさせる、いわゆる高脂血症を引き起こします。
更年期なれば、若い時ほど消費エネルギー量も運動量も少なくなり、
内臓の回りや皮下に沈着すると内臓脂肪や皮下脂肪となって肥満になります。
このような余剰脂肪分を漢方では
「瘀血」「痰濁」(不要な水分や老廃物)の邪気とみなします。
改善対策として飲食過多は禁物で、とりわけ「肥甘厚味」を控えてほしいのですが、
むやみに食事制限するよりも、むしろ体の余剰脂肪を処理する能力を高めて、
血中、内臓の周り、皮下に脂肪が固まりにくくさせる方が良いと考えます。
「瘀血」を取り除くには「活血化瘀」
「痰濁」を取り除くには「化痰瀉濁」の方法が重要です。
漢方薬では種類が豊富ですので相談されてから購入されるのが一番ですね。