コラム

晶三仙

豪華でぜいたくな食事が大好きな西太后は、
西洋料理やお菓子などもよく食べる習慣がありました。
そんな西太后が食欲不振、胃もたれ、おなかの張りなど胃腸の調子が悪いときに、
炒った山査子が入った漢方薬を服用した処方箋が宮廷カルテに残されているとのことです。
また、昔から中国では、牛や羊のような硬い肉を調理する際に、山査子を数個入れて肉を早く柔らかくするという知恵があり、現代の人にも受け継がれています。
長い歴史の中で、たくさんの肉料理を食べるようになった今日の中国では、
山査子は老若男女が愛用する食品として、その日常的な使用が広がっています。
例えば、肉や油の多い料理や、旧正月・祝日・宴会などのごちそうの痕のデザートして、甘酸っぱい山査子のみ(果実)から作られるスープやシロップ漬け、ジュース、チップス状に加工したお菓子などを食べ、日常的に胃腸の調子を整えています。(リーフレット参照)

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