胃腸機能失調、水分代謝失調および蒸し暑さや湿気による諸症状に
「湿濁」という言葉をご存じですか?
体には適度な潤いが必要です。しかし、これがうまく代謝されず停滞すると、
汚く濁った湿気「湿濁」となり体調を崩す原因となります。
梅雨時や夏の蒸し暑い季節は、湿度が非常に高くなります。
体は汗を出すことで体温調節をしますが、外の湿気が多いと、発汗がうまくできません。
すると体の中には余分な水分がたまって、体が主だるくなったり、浮腫んだり、また胃腸の動きが悪くなり食欲不振や下痢などを引き起こします。
こういった症状を引き起こす原因を漢方では「湿濁」と呼びます。
熱いからと言って冷たいものを取り過ぎると、身体の中に余計に「湿濁」がたまってしまいます。
こういう時は余分な湿濁を取り除いて、水はけをよくすることが重要です。
勝湿顆粒という名前は、この湿濁を取り除くことに由来しています。
夏風邪や急な下痢、吐き気に勝湿顆粒
夏の風邪は下痢や吐き気など胃腸障害を伴うことが多いものです。
また旅先で水が変わったり、慣れない食事で急に胃腸の具合が悪くなった時など、
勝湿顆粒が役立ちます。
芳香化湿て…
中医学では芳香化湿という対応法があります。
香りによって体内に停滞した湿濁を取り除くと考えです。
勝湿顆粒は芳香化湿の代表的な漢方製剤です。
勝湿顆粒は、ビャクシ、ソヨウ、カッコウなど13種類の植物性生薬から構成され、これらの生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、体力中等度以下の方の感冒、暑さによる食欲不振、急性胃腸炎、下痢、全身倦怠の改善を目的としております。