西小山漢方堂からのお知らせ

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辛夷(しんい)

辛夷(しんい) 早春、大形の白い花が香る。庭先や公園などに咲く芳香性の辛夷の花は、日々暖かくなる季節の到来を告げます。「田打ち桜」の別名は、その開花から農作業の準備を始めたことに由来します。こぶしの名は、赤い果実の四凸が握り拳に似ているとこ...
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嗅覚障害、嗅覚異常、鼻づまりに・・・麗沢通気湯加莘夷(れいたくつうきとうかしんい)

嗅覚障害、嗅覚異常、鼻づまりに・・・麗沢通気湯加莘夷 麗沢通気湯加辛夷は、においがわかりにくい、通常とは異なったにおいが感じられるといった嗅覚障害、嗅覚異常にお使いいただける漢方薬です。浅井貞庵の「方彙口訣」にも、麗沢通気湯と辛実について書...
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大棗(たいそう)

大棗(たいそう) 棗(なつめ)はヨーロッパ南部、アジア西南部原産のクロウメモドキ科の落葉の小高木。初夏に淡緑色の小花を咲かせ、夏には淡黄色の長楕円球形の果実が細い枝にたくさん実り、秋には数センチほどに育った果実が熟して赤く色づきます。熱した...
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不眠症、神経症、貧血に・・・帰脾湯(きひとう)

不眠症、神経症、貧血に・・・帰脾湯(きひとう) 帰脾湯は、身も心も弱り、不眠や不安を訴える方によい漢方薬です。帰脾湯の「脾」とは、漢方医学では概ね消化器系のことを意味します。「脾」は、飲食物の消化吸収から、吸収した栄養の運用も担い、体の機能...
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升麻(しょうま)

升麻(しょうま) 「信州や東北、北海道で初秋の草原を華やかに飾る花」と木村孟淳氏はサラシナショウマについて述べておられます。漢字では「晒菜」と書き、若葉を茹でて水に晒して食用にしていたことが語源です。サラシナショウマはキンポウゲ科で茎の高さ...
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疲労倦怠、病後・術後の衰弱に・・・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

疲労倦怠、病後・術後の衰弱に・・・補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 補中益気湯は、李東垣(りとうえん)著「内外傷弁惑論(ないがいしょうべんわくろん)」(金時代)に収載されている漢方薬です。代表的な補気薬(元気を増す薬)の1つで、疲労倦怠、病...
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桜皮(おうひ)

桜皮(おうひ) 俳句の三大季語「雪月花」の「花」は桜を指します。日本の象徴的な花、桜は500以上の種類があり、その代表格が染井吉野です。江戸染井村の植木職人が作った交配種で、江戸時代後期に生まれた比較的新しい品種です。古来、詩歌に詠まれた桜...
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化膿性皮膚疾患の初期、湿疹・皮膚炎に十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

化膿性皮膚疾患の初期、湿疹・皮膚炎に ・・・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 十味敗毒湯は、腫れもの•できものの初期に幅広く使われている漢方薬です。「十味」とは桜皮や桔梗など配合されている10種類の生薬のことを指しており、「敗毒」には皮膚...
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後世派の有徳人士 田村(津田)玄仙(たむら、つだ、げんせん)

後世派の有徳人士 田村(津田)玄仙(たむら、つだ、げんせん) 千葉県木更津市の南方、君津市に接する辺りの畑沢にかつて馬籠という地名がありました。江戸時代中期の名医・田村玄仙は江戸で開業し名を上げた後、上総(かずさ)国の馬籠に移り、1809年...
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世界初の全身麻酔手術に成功 華岡青洲

世界初の全身麻酔手術に成功 華岡青洲 19世紀初頭、和歌山市から東へ約20キロ、紀ノ川沿いにある平山という小さな村には、全国から多くの人が集まっていました。世界に先駆けて全身麻酔による外科手術を成功させた名医・華岡青洲の名声を聞いてやってき...