コラム

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尾張瀋医、本草学の泰汁 浅井貞庵

尾張瀋医、本草学の泰汁 浅井貞庵 徳川家康直系の尾張、紀伊、水戸の御三家は、将軍の世継ぎを出す資格を有し、幕府の中でも特別の待遇を受けていました。中でも尾張藩は江戸幕府にとって西の要衝であり、東海道ににらみを利かす雄藩でもありました。天明・...
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三七人参について

三七人参はウコギ科ニンジン属の多年生草本植物です。滋養強壮・疲労回後など高麗人参の持つ「補気薬」としての効果はもとより、心臓や脳、循環器に大きな影響を持つ「補血薬」としても優れた効果を発揮します。中国では古代から鎮痛、抗菌、止血・活血、抗腫...
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梅雨の時期の消化器症状に勝湿顆粒(藿香正気散)・麦味参顆粒(生脈散)

梅雨の時期の消化器症状に藿香正気散(勝湿顆粒)・生脈散(麦味参顆粒) 暑くてじめじめとした梅雨の時期は、食欲不振、下痢、食あたり・水あたり、腹痛・下痢・嘔吐を伴う感冒など、消化器症状を訴える方が多くみられます。五臓の脾には、飲食物を消化・吸...
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疫病改革者 葉天士(ようてんし)

疫病治療の改革者 葉天士(ようてんし) 中国清朝は、数十年のずれはありますが、その期間はほぼ日本の江戸時代にあたり、約270年間中国全士を支配していました。第四代皇帝・康熙帝は中国を統一して清朝の礎を築き、政治、経済、文化を安定、発展させた...
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歯の黄ばみ

歯の磨きすぎで歯が黄ばむ?! 歯の色は、初対面の人に与える印象を大きく左右すると言われています。白い歯は清潔なイメージで、相手に好印象を与えます。 しかし黄ばみの強い歯は、その反対の印象を与えてしまうことも・・・。タバコやコーヒー、カレーな...
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便秘に…大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)(小太郎漢方新聞)

大黄甘草湯は、その名前の通り大黄と甘草の2種類の生薬からなるシンプルな漢方薬です。 便秘に用いる基本的な組み合わせで、大黄の強い瀉下作用を甘草が緩和することで快適に便通をつけることができると考えられています。この組み合わせは、調胃承気湯や桃...
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男性の9割が発症する「前立腺肥大」

男性の90%が発症するといわれている病気をご存知ですか? その病気とは前立腺肥大です。 50歳から急激に増加していき、 ・50歳の10人に3人 ・60歳の10人に6人 ・70歳の10人に8人 ・80歳の10人に9人 と、歳を重ねるほど、ほぼ...
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婦人宝 製品に込めた思い

婦人宝は更年期障害や月経不順など女性特有の疾患にはもちろん、日々仕事に励む女性たちが日常的に抱える肩こりや頭痛などの不調にも効能のある製品となっております。 ~飲みやすさ~ 女性に好まれ、長く継続していただけるような味、香りとなることを目標...
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めまいに用いる漢方薬

水分貯留や停滞を引き起こしやすい梅雨から夏場。この時季に増加する症状にめまいがあります。『渓心法』には、「痰なくば眩をなさず」、『万病回春』には、「おおよそ、頭眩は痰なり」とあり、病的な水分貯留や停滞(水滞)はめまいへの関連が深いと考えられ...
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博学多才の儒医 貝原益軒

江戸時代の儒学者、貝原益軒は医学、地理、教育、植物、歴史などあらゆる分野に通していて多くの著作を残しました。健康啓蒙書『養生訓』や、わが国初の本格的な本草書『大和本草』などは、現在も多くの人に愛読されています。父・利真は九州福岡医で、益軒も...