コラム

お知らせ

葛根

葛根について 秋の訪れとともに涼しくなってまいりました。晩夏、初秋に河原沿いなどを歩いていると甘い香りがしたことはございませんか? その香りは大きな葉の裏に控えめに花をつけた秋の七草であるクズのものだったかもしれません。今回は、クズの根を基...
お知らせ

生脈散で「ととのう」をサポート

8 月初旬には立秋が訪れ、暦の上では秋になりますが、まだまだ暑い日が続きます。 残暑の厳しいこの時期は汗をかきやすく、体内の水分やミネラルだけでなく、体力も失いがちです。これを東洋医学では、汗によって気と津液が両方失われていると捉えます。 ...
お知らせ

飲む目ぐすり・・・杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は中国では「飲む目ぐすり」と呼ばれ、疲れ目や視力減退に効果があります。また虚弱体質や耳鳴り、めまいにも使われる薬です。「目ぐすり」なのに、なぜ体の不調にも使われるのでしょうか。 ・病気を元から治す。 中国の基本...
お知らせ

芍薬について

芍薬は『第十八改正日本薬局方』において、シャクヤク Paeonia lactiflora Pallas(Paeoniaceae)の根と規定されています。属名の Paeonia はギリシャ神話の医神の名を意味し、種小名 lactiflora ...
お知らせ

スマホやパソコンによる目の不調 気になる「IT眼症」対策・・・杞菊地黄丸

IT眼症という症状をご存じですか?文字通りIT機種を使うことで怒る心身の不調で、今後も発症する人は増えると予想されています。スマホ(スマートフォン)やパソコンは今や日々の生活になくてはならないもの。だからこそ、使い方に気を付けることはもちろ...
お知らせ

血管の若返りで体質改善

「人は血管とともに老いる」と言われるように、健康の維持に大きくかかわるのが血管年齢です。血管が老化して硬くなると、体に様々な不調をもたらし、時に命にかかわる重大な病気にもつながります。日々の生活を見直して、血管年齢を若返りましょう。 頭から...
お知らせ

薬物乱用頭痛(MOH)対策にも漢方薬を

薬物乱用頭痛とは、薬剤の使用過多による頭痛です。 頭痛薬(NSAIDs、トリプタン製剤、エルゴタミン製剤など)を漫然と使用することによって、頭痛に効果がないだけでなく、頭痛の頻度をむしろ増加させてしまうことがあります。 その改善には過剰服用...
お知らせ

夏の定番食材「緑豆」

緑色をした小さな豆「緑豆」。 日本では春雨の原料やもやしとしておなじみですが、中国では「食べる豆」としてとてもポピュラーな食材です。特に暑い時期にはよく食べられ、夏になるとどこの家庭でも緑豆を常備しているほど。というもの、緑豆は古から「から...
お知らせ

熱中症を防ぐには腸から 夏こそ腸活を!(腸内環境と自律神経のバランスを整えて熱中症予防)

高温多湿な日本の夏は、毎年熱中症で搬送される方がたくさん出ます。令和4年5月から9月に、熱中症で救急搬送された人は7万人以上。このうち一番多かったのが、住居にいた人でした(令和4年10月28日総務省消防庁発表)。人間は、体温が上がりすぎてし...
お知らせ

8月に増加する細菌性食中毒

8月に増加する細菌性食中毒 気温や湿度が高く、「0-157」をはじめとする腸管出血性大腸菌や黄色ブドウ球菌、など、食中毒を引き起こす細菌の活動が活発になる8月は「食品衛生月間」です。 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、...